「ポリヴェーガル理論を活用したハラスメント防止セミナー」開催報告

 2024年8月6日(火)、弊社は「ポリヴェーガル理論を活用したハラスメント防止セミナー」を開催いたしました。

 本セミナーでは、新しい自律神経理論であるポリヴェーガル理論を基に、パワハラ防止を考える取り組みを行いました。
 そして、忙しい管理職の方々が自分の体の状態に気づき、捉え方を変えることで、心を整えてより良いマネジメントができるよう手助けする方法を学びました。特に、マネジメントがうまくいくためには「観察」が重要であることを強調しました。

 ポリヴェーガル理論を「赤、青、緑」の3色で表現した「ポリ語」を用い、日常業務の観察を通じて、管理職の皆さまが自身の体に意識を向け、新しい視点から職場の課題に対処する方法を紹介しました。

セミナーの内容

  1. はじめに:ハラスメントに対する社会の認識の変化を理解し、現代におけるハラスメント防止の重要性を確認しました。
  2. パワハラとは:パワーハラスメントの正しい定義と:」、それがどのように職場環境に影響を与えるかについて、深い知識を身につけました。
  3. 疲弊する管理職: 管理職が直面するストレスや体の反応を理解し、その捉え方を変えることで、ストレスを軽減する方法を考察しました。
  4. ポリヴェーガル理論とは:ポリヴェーガル理論について学び、自律神経の働きがどのように人間関係やストレス反応に影響するかを考えました。
  5. ポリ語を活用して自分と対話する:自分の体の反応に気づき、それを言葉にすることで自己理解を深め、より良い対人関係を築く方法を探りました。
  6. パワハラ防止に向けて:自分の体の状態を基に、職場環境の改善を図るための具体的なステップを考えました。

受講者の声

管理職の皆さまにお届けしたい内容がたくさんあり、色で表現するのはとてもわかりやすいと思いました。

ストレスコーピングの新しい切り口を得ることができました。

「まず自分を満たすこと」の重要性や、自分を満たす方法について具体的なアドバイスがあり、ハラスメント研修の一部として、取り入れていきたいと思いました。


 今回のセミナーを通じて、管理職の皆さまが自分自身の体の状態により深く気づき、それを基に職場環境をより良くするための新しいアプローチを学んでいただけたと思います。参加いただいた皆さまには、今後も継続的にポリヴェーガル理論を活用し、職場のハラスメント防止に役立てていただけると幸いです。

 今後も働く環境の改善とハラスメント防止に向けた取り組みを進めてまいります。