第17回正準会員勉強会「ハラスメント事案対応の実際」
1.概要
| テーマ | 「ハラスメント事案対応の実際」 |
| 参加人数 | 10名 |
| ファシリテーター/レポーター | 李(正会員/共同代表) |
| 記事作成 | 李(正会員/共同代表) |
2.レポートの概要

本勉強会では、ハラスメント対応の実務について、実際に現場で直面する困りごとや対応の流れ、注意点などを参加者同士で意見交換しました。事案の相談を受けた際の「いちばん困ること」や、社労士としてどこに気をつけるべきか、自身の経験と照らし合わせながら、日常の実務に直結する視点を掘り下げました。
また、相談受付からヒアリング、懲戒検討、フォローアップおよび再発防止策立案までの一連の流れについて、一次対応の重要性や、具体的な社内調整、情報管理、社内コミュニケーションの促進施策についても詳細な共有がありました。
加えて、事案発生をきっかけとした研修や規程整備、守秘義務への配慮、懲戒処分時の悩みや「再発防止効果の検証」など、現場でよくある場面ごとに、「どうすればより実効性を高められるか」という観点でも活発な意見交換が行われました。
3.参加者の発言より
勉強会で今後の仕事に活かせそうなこと
- 一次対応時の「相談者の意向尊重」とその後のプライバシー保護、感情と事実を区別して整理する大切さ。
- ヒアリング時はオープンクエスチョンを意識して、当事者双方・関係者それぞれから多面的に事実確認することの重要性。
- 相談者、行為者、同僚への対応や情報共有範囲管理など、「人」に配慮しながら現場で使える工夫を意見・事例から学べた。
- 懲戒等の措置検討での悩みや判例による「相場観」の参考など、中小企業実務で直面しやすい典型パターンを共有。
- 対策の「効果検証」に向けたアンケート活用や面談による追跡の重要性。
今後SRCの勉強会で扱いたいテーマ
- カスハラ(カスタマーハラスメント)が義務化される流れもあり、現場の対応や実務的な進め方について体系的に学びたい。
- 企業ごとのカスハラ対策方針やマニュアル整備、研修受託時のヒアリング・提案の実践方法。
- 施設・医療現場等での患者や利用者からのハラスメント対応。
- 具体的な同席時の実務対応ポイント、事案の進行ごとに注意すべき点の共有。
- 今後求められる新種のハラスメント対応や、業務領域拡大への情報交換。


